3月にNHK総合のニュース番組「とちぎ630」で放送された、高根沢町のご当地バンド「のぶおばんど」の新曲「いちごのうた」。
参照:

この度、YouTubeで曲が公開されました。
のぶおばんど、久々の新曲とあって、耳なじみも良く、現在は「『いちごのうた』〜はじめまして〜」として、CDが高根沢町図書館で無料で貸し出しも始まっています。
CDの貸し出しと併せて、いちごにまつわる書籍なども一緒に展示していただいています。

高根沢から着々と「いちごのうたプロジェクト」が進行中です。
「いちごのうた」の制作秘話
ことの始まりは昨年末。
町内でいちご農家を営む「加藤いちご園」の加藤さんの思いつきがきっかけでした。
当初は同園の理念を伝えるために、分かりやすく「歌」を使うのはどうだろう? と考えていたそうですが、農園や地域、品種などを入れると、ただの宣伝ソングみたいで、限定的な歌になってしまうなぁ・・という課題につまづいていました。
そんな中、秋に行われていたのが「たんたん祭り」。
ステージ演奏したご当地バンド「のぶおばんど」のステージを見た時に、加藤さんは目を奪われたそうです。
集まった子どもだちがみんなで「♪住めば都の高根沢」を、ステージ上ののぶおばんどと、大合唱しているではありませんか!
聞くと、「のぶおばんど」のボーカルのぶおさんが、町内の各小学区に「夢授業」という、「夢」をテーマにした地元で活躍する人たちの話などを聞く授業を毎年行っており、町内の小学校の給食タイムには、「のぶおばんど」の曲が流されているんだとか。

高根沢の小学生はみんな「のぶおばんど」を歌えるのかっ!
そんな景色を目の当たりにし、「誰でも歌えて、自由に使える “いちご” の歌」(例えば「おさかな天国」みたいな・・)を、是非「のぶおばんど」に作ってもらおう! という方向へ転換しました。
早速、この想いを「のぶおばんど」へ提案。
のぶおさんも「地域おこしや、子どもに届く歌を作りたい」という想いで意気投合、曲の制作が始動されたのでした。
「いちごのうたプロジェクト」とは?
こうして誕生した『いちごのうた』ですが、せっかく作って終わりではなく、プロジェクトはここからはじまります。

『いちごのうた』を通じて「いちごが日常にある暮らし」を広げ、人と人とのつながりを生みたい。
そして、誰かのものではなく、世代や地域や立場を超えて “みんなで育てるプロジェクト” として「いちごのうたプロジェクト」と名付け、進めています。
「のぶおばんど」のファーストアルバムのデザイン・イラストを担当した、高根沢町のひばらさんが、オリジナルキャラクターやイラストを制作しています。


曲やキャラクターは、誰でも自由に使ったりできます。
そして昨日、YouTubeでも公開になりました。
↑いっぱい聞いて覚えてください♪^^
「子どもたちのうたの時間に」
「地域イベントや店内BGMに(地域や場所は問わず)」
「SNSでの紹介やアレンジに」
「いいな」と思ったら、それぞれのやり方で関わればOKな参加型プロジェクトです。
紹介したり、一緒に歌ったり、それぞれの場所で、広めてくれるとうれしいです。

今後は家庭や学校、地域のイベント、SNSなど、あらゆる場所で「いちごのうた」を自由に使うことができ、「いちご指数」を少しずつ高めていく活動展開を予定されています。
のぶおばんどやいちごのうたプロジェクトの活動は、「たかマガ」でも随時お知らせできればと思いますので、お楽しみに〜^^
公式Instagramもはじまりましたので、是非フォローをお願いします。
いちごの生産量日本一でもある栃木県。
高根沢町から「いちご指数」を上げていきましょう♪
○いちごのうたプロジェクト
事務局/いちごのうたスタジオ(NPO法人まちづくりちょっ蔵高根沢内)
栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺2416
いちごのうたプロジェクト公式Instagram