「しらとりーぬさん」て誰?
しらとりーぬさんの存在を初めて知ったのは、那珂川町にある「あかねてらす」さんのイベントをFacebookで見てからでした。
那珂川町産のマンゴー「なかよしマンゴー」を使ってマンゴータルトを作っている男性・・それが「旅するタルト役人・しらとりーぬ」さんでした。
しらとりーぬさん??
気になって詳しく調べてみると、しらとりーぬさんの本名は、白鳥さん。
本職は農林水産省の職員をされており、現在は出向で栃木県農政部にいるそうです。
(↑読売新聞の記事より)
仕事で栃木県農産物のPRに携わる傍ら、趣味のお菓子づくりをかねて、栃木県内の農園などに出向いては、その土地の農産物でタルトづくりを披露しているそう。
しらとりーぬさんのInstagramを見ると、イチゴや梨など、栃木県産のさまざまなフルーツを使ったタルトの数々が並んでいます✨
[instagram url=”https://www.instagram.com/p/Ck3fMHdSxd2/”]
[instagram url=”https://www.instagram.com/p/CX-uwYzP021/”]
[instagram url=”https://www.instagram.com/p/CoyTtR_SME7/”]
中には、ホワイトアスパラやニラなど、変わり種の珍しい野菜のタルトも!
しらとりーぬさんの手にかかれば、もはやタルトにできないモノはない!?
今回はそのしらとりーぬさんが、我が町・高根沢に来て、たまねぎのタルトを作っていただけるとのことで、「福田農園」さんにおじゃましました。
「福田農園」さん
高根沢町花岡の福田農園さんに伺うと、倉庫にいっぱい詰んである玉ねぎが!
福田農園さんは、主に玉ねぎを生産していて、その生産量は栃木県内最大、関東有数の規模だそう。
県内最大の玉ねぎの産地が高根沢なんて、知らなかった〜。
福田農園さんの玉ねぎは「道の駅たかねざわ 元気あっぷむら」内の農産物直売所などでも販売されています。
今回は、この↑「ケルたま」という品種と、
↑赤色の玉ねぎ「フレッシュレッド」を使ったタルトを作っていただきました。
「たまねぎのタルト」はどんな味?
そもそもたまねぎのタルト・・って、どういう味になるの?!
と、興味津々の調理の様子をレポしたかったのですが、あいにく私の諸事情で調理の時間に間に合わず・・^^;。
その間の様子を、ヴェッキオKトラムのくりりんさんにお写真で見せていただきました。(ありがとうございます☆)
しらとりーぬさんのオリジナルレシピ↑
なんとなく、完成したら「キッシュのようなしょっぱい系かな?」と想像していましたが、材料には、カスタードクリームやキャラメルソースなどが使われ、想像の斜め上をいくスイーツレシピでした。
レシピも農産物からのイメージでオリジナルで考えているそうです。
タルト生地は、自宅で作ってきたものを持参。ほのかにユズとレモンが隠し味程度に塗ってあるそうです。
生地の上にたっぷりとクレーム・フランジバーヌ(カスタードクリームとアーモンドクリームを混ぜたようなもの)、そしてケルたまを載せていきます。
フレッシュレッドはバルサミコ酢と合わせて、シャキッと感と酸味を演出。
完成したのがこちら。見事にたまねぎタルトが完成しました。
ローストされたアーモンドとキャラメルが甘くて香ばしい〜。
これはもう完全にたまねぎのスイーツですね。
やっと合流できて、完成したたまねぎタルトを試食させていただきました。
「あまい!」
ローストした玉ねぎの甘さにビックリ。カスタードとも相性抜群。
玉ねぎの甘みに加え、フレッシュレッドで玉ねぎのシャキッと感もプラスされ、まさに玉ねぎのいいとこどりを合わせ持った究極のタルトがここに完成〜!
玉ねぎこんな食べ方をしたのは初めて!の新感覚スイーツでした^^
コーヒーもいれていただき、地元の農家たちも集まってちょっとした交流会に。
福田農園さん、しらとりーぬさん、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。^^