【高根沢の祭り】200年以上続く「石末原の天祭」8/1(土)・2(日)開催〜町内で今も続く貴重な伝統行事
高根沢町石末交差点近くにある原公民館近くで、8月のはじめに行われる「天祭(てんさい)」という行事をご存知でしょうか?
8/1(土)・2(日)「石末原の天祭」
「天祭(てんさい)」は、江戸時代中期ごろからはじまった行事だそうで、祭りで最も目を引くのが、美しい彫刻が施された「天棚(てんだな)」です。
(提供写真)「天棚」は組み立て式の2階建ての建物で、車のない山車のような感じの木造建造物です。
普段は奥の収納庫に保管され、祭りの時にはころを使って引き出されます。
石末のバイパス沿いに出現するので、夏になると見たことがある方もいるかもしれません。
かつて、高根沢町内では複数の地区で「天祭」が行われていたそうが、現在まで受け継がれているのはここ石末の原地区のみだそう。
昨年の天祭の様子を伺ってきました。
天棚の1階部分は、太鼓や笛などを奏でる「お囃子の場」が設けてあり、期間中にお囃子演奏が行われます。

↑敷地内には石碑「天祭供養塔」が残されており、天明8年(1788年)から天祭が始まったということが記されているそう。
戦時中に一度中断したそうですが、戦後に地域の人々の手によって復活し、今も大切に継承されています。

ちなみに昨年は雨予報だったので、2階にブルーシートがかかっていますが、木造の建造物には立派な彫刻が施されています。

栃木県は日光東照宮のお膝元ということもあり、日光東照宮を建築した職人さんが県内各地にこのような彫刻入りの天棚を多く残しているんだとか。

天棚の横に飾られた花飾りと梵天。
地区の子どもたちなど皆さんが作るそうで、行灯には「天下泰平」「家内安全」「風雨順調」「五穀豊穣」の願いが込められ、祭りの最後には飾り花を各家庭へ持ち帰り、畑に立てて虫除けのお守りとする風習も伝えられています。
(提供写真)
お祭りの際には、御来光(ごらいこう)というものが行われます。
(提供写真)
太陽や月をはじめとする神仏に、風雨順調、五穀豊穣などを祈願する行事で、白い行衣の御行様と呼ばれる方が天棚をぐるぐる周り、みそぎ場とを往復する儀式を行います。

みそぎ場は、公民館に近い用水の一角に注連縄を張りとし、そこが昔は馬洗場だったようです。
昔は8月第1土・日・月曜日の3日間に行っていたそうですが、現在は簡素化され、土日の2日間になっています。
一般の方が見学できるのは、8月1日(土)13時30分から。
天棚や御来光(ごらいこう)、お囃子など、地域の伝統文化に興味がある方は、見学してみてはいかがでしょうか。
○石末原の天祭
日時/8/1(土)・2(日) ※一般の方は8/1(土)13:30~
会場/原公民館(栃木県塩谷郡高根沢町石末1953−1)
「たかマガ」では町内の行事やイベント、お店の情報など、
掲載したい情報を随時募集しています。
高根沢町についての情報をお持ちの方、一緒に記事を書いてくれる方、
「このサイトに情報を載せたい!」
「うちの店に来てほしい!」
「ひばらさんに体験してほしい!」
という方も大募集中です。
気まぐれで、参加&体験させていただいたりします。^^
情報は問い合わせフォームまたは、メール mail@takamaga.com まで。
掲載は無料です。








