体験レポ

【体験レポ】芳賀・宇都宮LRT〜ライトライン乗ってきました

ライトライン
ひばらさん
ひばらさん
高根沢町のお隣り・芳賀町〜宇都宮市に開業したライトラインに乗ってきました。

国内初の次世代型路面電車として、県内外でも話題となっている、今年8月26日に芳賀町と宇都宮市間に新しく開業した交通システム「LRT」(愛称「ライトライン」)。

高根沢町こそ通りませんが、終点となる「芳賀・高根沢工業団地」停留所までは、町境からすぐ近くの場所まで開通しました。

今回は、起点の「宇都宮駅東口」からベルモールのある「宇都宮大学陽東キャンパス」停留所までの往復、そして、芳賀町の「かしの森公園」から終点の「芳賀・高根沢工業団地」を往復で乗ってみました。

宇都宮駅東口から乗車してみた

JR宇都宮駅から直結、宇都宮駅東口(ライトキューブ宇都宮前)からライトラインが発着しています。

ライトライン
この日は、まだ開業して3日目。

まだまだ目新しいLRTは、早くも街の人気者! 写真を撮る人があっちにもこっちにも、たくさん来ておりました。

ライトライン
停留所に停まっているLRTを間近で見ると、かっこいい〜!

雷が多く、「雷都」と呼ばれている宇都宮。その「雷都」を取り、「道筋」や「つながり」を表す「ライン」と組み合わせた「ライトライン」という愛称になりました。

「雷」や「雷を受け豊かに実った稲」をイメージさせる「黄色」がメインカラーです。

ライトライン
未来っぽくかっこいい車両ですが、顔はなんとなく「カピバラ」ぽくもあり、なんだかかわいくも見えてくる!(ライトが鼻の穴みたい?)

ライトライン
ライトラインの運行ルートは、JR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までの14.6kmです。

宇都宮駅から鬼怒通りを通り、ベルモール前を通過後、鬼怒川を渡ると清原工業団地のほうへ進路を進め、グリーンスタジアム前、ゆいの杜を通り、芳賀町方面まで来る通るルートです。

ピーク時は6分間隔、オフピーク時でも10分間隔で運行しているそうなので、乗り逃しても10分以内には次が来ます。

けっこうな頻度に運行しているんだなぁ〜。びっくり。

そして、この電光掲示板、左のアイコンをタッチすると動きます。

めちゃくちゃ「高根沢」が連呼されてて驚く

ライトライン
そして今回乗ってみて、一番驚いたことなのですが、LRTの終点が「芳賀・高根沢工業団地」停留所ということもあり、車内やアナウンス、掲示板のそこかしこに「芳賀・高根沢」という名称が使われている、ということでした。

下り線に乗ると、停留所に止まる度に「この電車は各駅停車、芳賀・高根沢工業団地行きです」、とその都度車内にアナウンスが入るのです。

(めっちゃ「高根沢」って言われてるな!)

と高根沢町民は心の中でビビりました^^;

ライトライン
現金払いの人は、乗るときに整理券を発券して、降りるときにバスのように運賃箱に整理券と料金を入れて降車するシステムです。

この日は開業3日目でまだまだ人手も多く、40分ぐらい遅延しておりました。

料金がまだまだ現金払いの人が多く、運賃箱は一番前の車両に行かないといけないため、混雑してしまうらしく、それで遅延が発生してしまうのだとか・・。

Suicaやtotraなどの交通系ICカードは、タッチで乗り降りができるので、断然そちらのが便利です。(乗り降りの時にタッチすればOK)

ちなみに私は、スマホに入れたSuicaで乗車しました。

ライトライン宇都宮駅東口の停留所の個性化壁。

ライトライン
トランジットセンターとなる停留所5か所には、このような「雷」の紋が薄く敷かれているデザインがあしらわれています。

ライトライン
そんなこんなでいろいろ見ながら待っていると、ライトラインが入線してきました。

Instagramには動画も載せています。

ライトライン

「ライトライン」「LRT」「宇都宮ライトレール」・・いろいろ呼び名が混在していると話題になっていましたね^^;

今後は「ライトライン」に統一しようという流れらしいです。

いざ乗車

ライトライン
イスが対面になっているところと、並行になっているところがあって、バスのような電車のような不思議な感じ。なにより新しくてキレイ。座席はやわらかくて、座り心地も良い^^

この日はあっという間に埋まってしまい、私は座れませんでしたが・・。

座席の下が大谷石の柄になっているのも、こだわりのデザイン!(※ホンモノではありません)

上に車内モニターがあり、設置場所に応じて利用案内やCM、運行情報などが表示されているので、それは電車っぽい感じでした。

ライトライン つり革もキレイだね〜。

4号線国道4号線を跨ぐ高架橋を通過。

低床式車両を採用しているので、車両が道路のスレスレを走っていきます。
なにより、車と併走しながら走るのは不思議な感じ。

車両は上り坂も下り坂もスイスイと、すごく静かな走りです。

宇都宮大学陽東キャンパス(ベルモール前)に到着

ライトライン

そんな感じで、あっという間に宇都宮大学陽東キャンパス(ベルモール前)停留所に到着。

停留所には店舗名や社名などが採用されなかったため、こんなすごい長い停留所の名前になったらしいです^^;

実は昨年から、LRT開業に向けての取り組みで、自治体、設計会社、沿線6地区の皆様と私が所属している栃木県デザイン協会とで、ワークショップを重ね、各停留所の個性化壁(地域の特色をまとめたデザインシート)を製作いたしました。

ちなみに私が担当させていただいたのが、ここ宇都宮大学陽東キャンパス(ベルモール前)停留所と、芳賀・高根沢工業団地停留所です。

とても桜通りの桜を誇りにされている陽東地区の皆さんとのワークショップ、いろいろといい経験をさせていただきました。

ライトライン

ちなみに今回は私と、未就学児1人、小学生1人の計3人で乗ったのですが、未就学児は無料、小学生は半額の運賃でした。

降りる時は一番前の車両に行き、車掌さんに「大人1人、小学生1人です」と口頭で伝えると、私のスマホのSuicaから大人と小学生の合算を精算してくれました。

ライトライン

宇都宮駅東口〜ベルモール前までは、1区間内なので大人150円、子ども80円なので、親子で230円でした。思ったよりリーズナブル〜!

帰りは、再び上りライトラインの乗車し、宇都宮駅に戻りました。
(往復きっぷなどはないので、片道の都度、精算)

かしの森公園から終点まで乗車してみた

別の日、今度は高根沢町から一番近い、かしの森公園〜芳賀・高根沢工業団地間を乗車してみました。

ライトライン

本当は、芳賀・高根沢工業団地から乗ろうと思ったのですが・・、最寄りに専用駐車場がなく、かしの森公園から1区間だけ乗りました。^^;

ライトライン
あまりここから下りに乗る人はいないかな?^^;

ライトライン

ちょうど、上りと下りが一緒に停車してました。

ちなみに今週末の9/24㈰にかしの森公園でLRT関連のイベント「LIGHTLINE Enjoy Day in 芳賀」があります。

たかねざわ&近郊のイベント情報
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ライトライン距離にするとたぶん1㎞ないぐらいです。

1区間なので、ものの数分で到着。あっという間に終点です。

高根沢町から一番近い「芳賀・高根沢工業団地」停留所

ライトラインを観光目的で往復で乗る方も多く、終点の「芳賀・高根沢工業団地」はけっこう乗降率が高めです(周りに特に観光スポットがあるわけではないけど^^;)。

ライトライン
ここで線路が終わりのマーク?。

ここでライトラインは折り返して、上りの「宇都宮駅東口」行きになります。

ライトライン

こちらも担当させていただいた個性化壁。

ドローンで撮影した芳賀・高根沢工業団地の大パノラマ写真には、よく見ると、高根沢町の安住神社や田園風景なども写っていますので、こちらの停留所に来た際には、ぜひ高根沢町民も要チェックです!

ライトライン
高根沢町から一番近い停留所がこの「芳賀・高根沢工業団地」。

ただ、公共交通機関を考えると、高根沢町からLRTに乗る場合、一番アクセスがいいのは、JR宝積寺駅〜JR宇都宮駅から行って、そのまま東口から乗るのがベターなのかも?

高根沢町からの観光コンテンツとして、LRTを取り入れてみるのもアリではないでしょうか?(あんなに「高根沢」とアナウンスで連呼されているのだし^^;)

新型アトラクション感覚で乗るのもアリ!

ライトライン
そんなこんなで、飛び飛びの乗車レポートでしたが、いかがでしたか?

まだ乗っていない、清原工場団地〜鬼怒川を渡るルートあたりもいつか乗ってこようと思っています。

お子さん連れだと、ただ乗るだけという目的で乗ってみても、ちょっとした新型アトラクション感覚で乗れて楽しいですよ。^^

個人的には、将来的にピカチュウやサンダーなど、でんきとか雷系のポケモンたちとのコラボが実現したら、新しい観光コンテンツが増えて、一層楽しくなるかも?! と密かに思っております。

ぱんだまん
ぱんだまん
パンダまんのLRTレポは、栃木探訪のYouTubeでもご覧いただけます。

スポット情報

○芳賀宇都宮ライトレール(ライトライン)
区間/JR宇都宮駅東口〜芳賀・高根沢工業団地
宇都宮ライトレール株式会社
LRT公式ホームページ「MOVE NEXT UTSUNOMIYA」

「たかマガ」では町内・近郊の行事やイベント、お店の情報など、
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高根沢町についての情報をお持ちの方、一緒に記事を書いてくれる方、
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という方も大募集中です。
気まぐれで、参加&体験させていただいたりします。^^
情報は問い合わせフォームまたは、メール mail@takamaga.com まで。
掲載は無料です。

たかマガ管理人
ひばらさん
ひばらさん
「たかマガ」管理人。 栃木県高根沢町でグラフィックデザイナーをしています。栃木探訪をしているブログもやってます。趣味はB級スポット巡り、ゆるキャラ、コーヒー、ブログ、ラジオを聞くこと。2人の女児がおります。
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