高根沢町に本社を置く宇津救命丸株式会社で、10月19日(土)に、「一万燈祭」を開催します。
当日は、町指定文化財の「宇津薬師堂」の御開帳をはじめ、浄蓮寺住職による読経と健康祈願が行われます。
また、宇津史料館の特別公開や、薬研や漢方茶の試飲体験、医薬品・医薬部外品の販売なども実施され、400年以上続く伝統文化を家族で体感できる内容となっています。
8年ぶりの開催! 宇津救命丸「一万燈祭」とは?
「一万燈祭(いちまんとうさい)」とは、江戸時代中期から昭和まで、宇津家が建立した宇津薬師堂にて行われていた伝統的なお祭りです。
昔は、露天商の出店やお芝居、映画、花火なども催され、地域の人々にとって大切な娯楽の場として親しまれていた祭りだったそうです。
近代になり、しばらく祭りは行われていませんでしたが、2011年に復活し、その後も不定期で開催されていました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、過去数年間は開催を見送っていました。
今年は、昨年本社を栃木に移転したことを機に、「施薬」の原点に立ち返り、地域住民の健康と子どもたちの健やかな成長を願い、8年ぶりとなる「一万燈祭」の開催が決定しました。
祭りの日には、「宇津救命丸」と書かれた朱色の燈籠が道路沿いに数多く掲げられ、地域の住職が読経を行い、住民の健康を祈願します。
普段は公開していない、宇津薬師堂、宇津観音堂も一般公開され、中の天井画なども見学できます。
宇津薬師堂について↓
当日は、午前11時から宇津薬師堂の御開帳、浄蓮寺住職による読経・健康祈願が行われます。
先着300人に参拝者に宇津薬師堂限定のお札の進呈もあります。
さらに、本社工場の敷地内では、宇津史料館も特別公開します。
宇津救命丸の歴史や宇津家にまつわる貴重な史料が展示、見学できます。
薬研や漢方茶の試飲体験、医薬品・医薬部外品の販売などもあります。
また、当日10月19日(土)は高根沢町で「たんたん祭り」も開催されるのですが、そちらにも宇津救命丸が企業ブース出店するそうです。
「たんたん祭り」について↓
ブースでは、医薬部外品のアウトレット販売をはじめ、商品や歴史展示があるそうです。
貴重な高根沢町の文化財、そして「宇津救命丸」のことを知ることができるいい機会になりますので、10/19㈯はぜひ高根沢を巡ってみませんか。
○宇津救命丸「一万燈祭」
日時/2024年10月19日(土)11:00〜16:00
会場/宇津救命丸株式会社 本社工場 敷地内
栃木県塩谷郡高根沢町上高根沢3987
公式サイト
入場無料、申し込み不要
※工場内の見学は出来ません
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