高根沢町歴史民俗資料館では現在、企画展「Honda Exhibition2022~1960年代のHonda~」が開催中です。
いきなり館内に現れるのは、年代物のフォーミュラーカーと乗用車!
今回の企画展では1960年代をテーマに、フォーミュラーカーやロードレースバイク、乗用車やバイクなどの展示がされていました。
こちらはのホンダのF1マシン「ホンダRA300」。
1967年、F1のデビュー戦でいきなり優勝を飾った伝説のレーシングマシンだそうです。
今のF1マシンと比べると、だいぶシンプルな作りですね。
こちらは「ホンダN360」。
ホンダから生まれたはじめての軽乗用車だそうで、
「Nっころ」の愛称で親しまれ、多くの人に愛された、当時のベストセラーカー。
窓枠の造りが角丸で、今でも通じるかわいさがありますね。
1960年代のポスターも展示されていました。
今見ると、デザインもレトロな感じ!
歴代のレーシングマシンの説明や、資料などが展示されていました。
2輪レースの伝説的なマシンの実物展示や映像も流されていました。
(外から聞こえたバイクの音はこの映像の音でした^^;)
そもそもなぜ高根沢町で「ホンダ展」が開催されているかというと、以前、高根沢町には「本田技研工業高根沢工場」があったからです。
高根沢工場は1990年、高級スポーツカー「NSX」を作るためだけの専用工場として建設されました。当時は全国から最高技術者が高根沢工場に集められたとか。
「NSX」のほか、その後「S2000」、「インサイト」なども製造していたそうです。
高根沢工場は残念ながら2004年4月に閉鎖されてしまいましたが、現在は、研究所として芳賀町と高根沢町の境にある「芳賀・高根沢工業団地」にも、ホンダや関連企業が多く立地しているので、高根沢町に住んでいる方にとっては、昔からなじみのある企業ですね。
ちなみに私の成人式には、二足歩行ロボットの「ASIMO(アシモ)」がゲストとして登場したのを覚えています。^^;
今回の企画展も本田技研工業株式会社の協力のもと、開催されています。
企画展「Honda Exhibition2022~1960年代のHonda~」は11/6(日)まで。
入場は無料です。
○高根沢町歴史民俗資料館
企画展「Honda Exhibition2022~1960年代のHonda~」
期間/2022年9月10日(土)~11月6日(日)
休館日/毎週月曜日、9月20日(火)、10月11日(火)、11月4日(金)
※9月17日(土)、9月18日(日)は、いちご一会とちぎ国体(グラウンド・ゴルフ)開催のため、町民広場内立入禁止。
入場無料
栃木県塩谷郡高根沢町石末1785
公式サイト