道の駅たかねざわ 元気あっぷむらで開催された「ひょうたん展示会」を見てきました。
第15回目となる展示会は、新型コロナで2年間中止となっていたので、3年ぶりの開催でした。
今回展示されたひょうたん作品は約800点。
大きなものから小さなものまで、形状も色もさまざま。
彩色や塗装、彫刻をほどこすだけでなく、多彩な加工方法があるんですね。
高根沢瓢箪(ひょうたん)愛好会の会員の力作が並んでいました。
そもそも「ひょうたん」は、人類最古の園芸植物ともいわれ、原産地のアフリカから世界各地に広まったと考えられています。
古来から水や酒を持ち運べる容器として加工されてきたほか、水などをくんだりすくったりする道具としても使われてきました。
特に日本では「神道」で中に神が宿る縁起物とされ、神社で破魔矢や絵馬、お守りなどに愛用されてきた歴史もあります。
特に栃木県ではかんぴょうの原料にもなる「ふくべ」細工とともに、長年、中高年の工芸品というイメージでしたが、近年では、若者のハンドメイドブームにものっかり、ランプシェードやアクセサリー、赤ちゃんのガラガラなど、だいぶカジュアルになった印象です。
「あ、炭治郎の割ったやつだ!」
と娘が指さす先には、「鬼滅の刃」に登場したようなひょうたんも。
(実際、ひょうたんって呼吸で割れるのかなぁ・・^^;)
小さなひょうたんも、これだけ並ぶとミニチュアみたいでカワイイですね。
暗室に作られたランプシェードコーナー。
透かし彫りを施したひょうたんが並び、幻想的な雰囲気でした。
今回は、新型コロナが感染拡大してきている最中でしたので、会場の人数制限と作品展示も一部内容を変更して行われました。
※予定していた町内小学校児童の作品と、県外作家さんの作品展示は行わず、3月に展示会開催を予定しているそうです。
○道の駅たかねざわ 元気あっぷむら
栃木県塩谷郡高根沢町上柏崎588−1
公式サイト
Facebookページ
Twitter
Instagram